【結論】不動産を売却するベストな時期は「今」●早期売却は1~3月●高く売れるのは閑散期【グラフで見る】

不動産「売却編」

「いつ売却するのがベストですか?」
という質問をよく受けます。

皆さんは、売却についてベストなタイミングが分かれば、出来ればその時期に売却を開始したいですよね。

今回、その時期について不動産歴20年以上、年間200件以上の不動産に携わり、そして毎年100組以上の成約(お手伝い)をしている私が、お答えさせていただきます。

というわけで結論です。

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不動産を売却するベストな時期は「今」

売却したいと思った時期が、ベストです!

、、、、、

ごめんなさい、石を投げないで下さい。戻るボタンを押さないでください。

、、、

言葉が足りませんでした。

「ベストな時期」という言葉の中には「早く売れる時期」「高く売れる時期」の2つが合わさっていると思っています。

実は「早く売れる時期」と「高く売れる時期」は、分けて捉える必要があるのです。

という訳で解説をします。

グラフから分かるベストな時期

購入検討者の動きから早く売れる時期が分かる

購入検討者の動きを簡単にグラフにしてみました。

もちろん地域差等あると思いますが、イメージはこんな感じです。

一番多い時期(2月)を100とした時の、年間の大まかな動きです。

不動産では1~3月が「繁忙期」と呼ばれます。

子供さんの学校の関係や、転勤・異動等、やはり一年で一番多くの取引が行われます。

夏ごろに動きが鈍くなり(最近は夏はとても暑いですしね)、転勤や移動がある10月前後も少し活発になります。そして年末に向けて(何かと忙しいですし)動きが一番鈍くなり、という感じです。

※3月が100じゃないの?という疑問もあると思います
(特に中古物件では)3月に探し始めても3月中に引渡しが間に合わないことが多いため、
1~2月に契約をしないと間に合わないためこのようになっています。
とはいえ、3月になってから転勤が決まったりするこの方が多いので、3月も多いのは多いですが。

そのため、不動産屋は、よく「1月~3月が一番いいです」と言います。

もちろん探している方が多い時期ですので、それだけ早く売れるチャンスはあるわけです。

でも、

個人的にはここが『ベスト』だとは思っていません

理由は以下をご覧下さい。

売却物件の数から高く売れる時期が分かる

次に、月ごとに市場に出ている(売却されている)物件の総数をざっくりグラフにしています。

1~3月が多くて、暑い時や年末が少ない。
大体購入検討者が動いている時期とよく似ていますね。

つまり

探している人が多い時期には、『売却している人も多い』のです。

転勤や、4月までに学校の関係で売られる方も多くなります。

そして、競合が多いとどうなるか。

価格競争が激しくなる

ということです。

沢山物件が出ていると、もちろん相乗効果もあるのですが、それ以上に競争が激しくなります。

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競争が激しくなると最後に決め手になるのが、やはり『価格』です。
※売主様の家に対する思い入れや、こだわりが優先されて欲しいのですが、、

そのため、どうしても価格交渉が入ったり(関東では少ないですが)して、思うような価格で売れなかった、というケースが多くなります。

なので、単純に競合物件がなければ、その家だけを見て、YESかNOかを判断してもらえるので価格勝負にはなりにくいというわけです。

つまり閑散期ほど高く売れる可能性が高くなります

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コロナ禍における影響は少ない

現在のコロナ禍における影響は、地域によって大きく異なります。

一般的には大都市で影響が大きく、ローカルな地域では影響は少ない傾向にあります。

確かに、全体的な予算や、組まれる住宅ローンのが金額は減少しているように思います。

ただし、

それでも上記2つのグラフに大きな変化はありません。

コロナ禍であっても、学校は変わらずあるし、転勤もあるのです。

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 以下は、私がいつもお伝えしている内容です。これはコロナ禍において変わってません。

まとめ:売りたいと思った時期がベストな時期

  • より早く売却出来るタイミングは、1~3月頃
  • より高く売却出来るタイミングは、閑散期(真夏・真冬)

でしたよね。

でも私は「いつが私にとってベストですか?」という質問にはこのように答えています。

「例えば探している方が多くて、仮に100組がお家を見に来たとします。」

「しかし、購入出来るのはその中の1組だけです。」

「なので極論ですが、大事なのは探している人の数ではなく、ご縁・巡り合わせです。」

「そして、その1組といつ出会えるかは、売却してみないと私には分かりません。」

「なので、売却の意思がおありなら、今すぐにでも、とお勧めします。」

世間に、この物件が売却されている、と認知してもらってからがスタートです。」

はい、最初にお伝えした結論は、実はそのままの答えだったのです(笑)

下手くそな例えですが、

 八百屋の野菜は、店頭に並んでいて初めて手に取ってもらえる。

あなたにとっても、売りたいと思った時期がベストな時期なのです。

ですから時期など気にせず、ご自身のタイミングで売却をしても何の問題もありません。

追記:木材不足問題の今、中古の売却がチャンス(2021年)

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現在新築戸建やリフォームにおいて、木材不足が叫ばれています。皆さんも何となく「ウッドショック」とニュース等で目にされたことがあるのではないでしょうか。「木材不足で新築の建築工事が進まない」もう実際に起こっている出来事です。...

木材が不足していて、新築の工事が滞っている、現状特に中古戸建ての売却はチャンスとも言えます。

もし迷っておられる方がいらっしゃいましたら、この木材不足について調べたこの記事をご覧下さい。


あなたに良いご縁がありますように。

今日も私は駆け回ります。

ではまた。

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不動産「売却編」
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この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

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