不動産売却#自宅をそのまま売却しても大丈夫?【傷・汚れ・匂い・故障】

不動産「売却編」

自分の家を売却する時に、気になることは、やはり今のまま売却しても大丈夫かどうかですよね?
実際、

子供いるから壁紙汚れているし、落書きがあるし、キッチンのコンロも故障していて点かない箇所があるので、リフォームとハウスクリーニングしてから売った方が良いですよね?

という相談をよく受けます。

確かに綺麗な方がイメージが良いですし、高く売れそうですよね。

私の家の壁も、知らない間に子供にア〇パンマンのシールをペタペタペタペタ貼られていて綺麗に剥がすことはもはや不可能です。綺麗にして売りたいです。

今回はそう言ったお悩みの方に、不動産歴25年、昨年も70件の以上の売却のお手伝いをした、家の売却の入り口であり、皆さんまず心配されるポイントについて、解説していきます。

スポンサーリンク

結論:買主様が好きにリフォームするので、何もせずにOKです

結論ですが、中古のマンションや、戸建ての購入を検討されている方はほとんどの方が「リフォーム」して住もうと思っています。ですから、「無理して」直す必要はありません。

少々の壁や床の傷も・汚れも・クロスの剥がれも、落書きもさほど気にしなくても大丈夫です。

設備の故障も、きちんと告知すれば修理は不要

中古物件ですので、どこか設備が故障していることもあると思います。

そのお家に住まわれていて、その設備が故障しているとによって今の生活で困ることがあるならば直していただく方が良いのですが、コンロが一口点かないとかパッキンの劣化でシャワーの水が少し散らかる等、もし不便でないならば、売るために改めて修理をする必要は無いと思っています。

仮に、コンロを直したとしても、買主様がキッチンを全く新しくするつもりでおられたら勿体ないですよね。

もちろん、給湯器の故障はお湯が出ないなど、生活に影響しますので修理したほうがいいと思いますが、空家で売却しているなら、これも直さなくても問題はありません。

ただし、これらを価格交渉の理由(口実)に使われる事はあり得ますので覚えておいてください。

自らリフォームしてから売っても、高く売りにくい

たまに、「自分でリフォームして、その分高く売りたい」、という方がいらっしゃいますが、基本的にオススメはしていません。

何故か。

基本的に買主様は
『安く購入して、自分でリフォームしたい』
からです。

宅建業者がリフォームして再販売して利益が上がるのは皆さんより「安くリフォーム出来るから」です。※あと相場より安く買取したというのもありますが

相場が2,000万円の地域で、300万円分のリフォームをしたからと言って300万円高く売るのは難しいです。逆に好みが合わなかったり、自分で好きに間取りも変えたいという場合に金額が合わなくなります。

中古のメリットは「新築」より安い事です、価格面でのメリットです。
リフォームして高くなってしまうとメリットは薄まってしまいます。

ハウスクリーニングはしなくても良い

「綺麗に引き渡したいからハウスクリーニングもした方がいいですか?」という方も多いですが、これも原則必要ありません。

多くの買主様はリフォームをされますが、その際に「ハウスクリーニングは無料でついてくる」のです。
壁紙変えたりするときに、どうしても床など汚れたりしますので、無料でクリーニングしてくれるところがほとんどです。

ですから、せっかく自ら綺麗にしてくださっても、結局はリフォーム工事で汚れてしまうので、メリットにはなり得ません。

もちろん、その分綺麗になり、販売は少し有利になりまですので、ご厚意によってハウスクリーニングしていただける場合はその限りではありません。

リフォームしたほうが良いケースは「タバコ」「ペット」

それでも売却のご提案の時に、不動産屋からリフォームを勧める場合もあります。

それは「喫煙部屋」がある場合と「室内でペット飼育」されている場合です。

どちらとも趣味趣向の事ですので、そこを決して否定している訳ではありませんが、どちらも共通するのは

「臭い」です。

ある程度であれば、問題ありませんが、お部屋で何年も喫煙されていた場合や、ペットの飼育で匂いがかなり気になる場合は、売却に影響します

匂いが気になられた方は、匂い対策に至る前に検討から外してしまわれます。

ある程度の生活臭は中古物件の場合は当然にあるものですが、経験上「タバコ」と「室内ペット」は、家の良し悪し以外の分で売却に苦労されているケースを多く見てきました。

壁紙を変えたら良いじゃないかという話でもありますが、下地まで匂いが染み込んでいる場合は壁紙を変えても匂いが取れないケースがあり、下地ごと変えた場合リフォーム費用が一気に上がってしまう可能性があるため、一概にそれが対応策だとは言い切れません。

ですから、「匂い」だけは事前に費用をかけてでも対応をしていただくこともあります。
気にならない方には全然良いのですが、匂いは気になってしまった時の離脱率が高いのです。

まとめ:ハウスクリーニングも修理も不要、だから清潔さは必要

売るために特別にハウスクリーニングしたり、細かいところまで修理する必要は無いと思っていますが、その分清潔さは必要だと思っています。

案内時に準備いただく4つのコツは別記事にしてありますのでまた参考にしてください。

【事前準備】自宅売却の内覧時に好印象を与える4つのポイント【光とスペース】
皆さんがお住まいになりながら、お家を売却する場合、見学(内覧)に来られるとなれば、少しでも良い印象を持っていただきたいですよね?購入検討者が見学に来られる前の日にはいつも戸惑う売主様は多いのです。限られて時間で何をすればよいのか、...

中古ですから、ある程度の傷や汚れなどは、見に来る人も「ある」ものだと思って見に来られます。
それよりも明るく見学いただけるよう頑張りましょう。

どうしても荷物が多くてすっきりしない、床が見えない、、という場合は不用品を先に回収してもらうのもお勧めです。

良い売却になるよう応援しております。

ではまた!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
不動産「売却編」
スポンサーリンク
エネミー伊吹をフォローする
この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

エネミー伊吹をフォローする
不動産屋はお嫌いですか
タイトルとURLをコピーしました