これから就職活動や、転職で不動産業界を目指しておられる就職活動中の皆さん、
面接や履歴書の「志望動機」うまく答えるのって難しくないですか?
本当にやりたいことや、成し遂げたいことや、自分にしかできない事が自身で把握できているならともかく、まだそこまで自分と向き合う時間も少なく、なにより社会経験が少ないので、そもそも現段階でそんなこと言われても困る、、というのが本音ではないでしょうか。
私は、たまたま自分の適性や、出来るかどうかは別として「明確な目標」があったので、もう20年以上も不動産関係の仕事を続けてはいますが、他の業種も検討されていると、なかなか難しいですよね。
今日は、私が実際に、(当時)面接で喋って、数々の内定をもらえた志望動機をお話しします。
※まぁ何を話していても人柄と、この爽やかな顔で内定はもらえていたはずですが、、
皆様の参考になれましたら、幸いです。
3つの変わらぬ志望動機
私は大学を卒業して、某大手住宅メーカーに就職をしました。
その後某大手土地活用会社に転職し、更なるご縁で、今の某大手不動産会社に転職して今に至ります。
※大手って言いたいだけ
不動産に関わる仕事ばかりで、転職もしていますが、どの時代に、どの会社に面接に行っても、以下の3つの想いが私の軸でした。
人生で一番大きい買い物で「失敗したくない」ので、自分自身が最前線で経験しつつ、失敗しないための知識を得たいと思ったので志望しました。
数十年後も残る家を作るお手伝いがしたい。そして、将来自分の子供に、「あの家、お父さんが建てたんだよ」と自慢したいんです。
こんな若い人間から、人生で一番高い買い物をしていただけるとしたら、それは「私自身」も買っていただけた、という事だと思ってます。それは今後何をするにしても大きな自信になるはずなので不動産を仕事としたいと思いました。
丸々参考になるかは分かりませんが、少しでも使えるかもと思っていただければ幸いです。
よく見るとそんな特別なことは言っていませんが、どの会社を志望した時も、この3つの軸は変わっていなかったと思います。
ちちろん業種や、時代や年齢によって少し言い方は変えましたが。
志望動機は伊達じゃない
20年ほど前、私は志望していた住宅メーカーに就職することが出来、神戸に配属となりました。
その後4年でいくつものご縁があり、お家を沢山建築していただきました。
そこから、土地活用の会社に転職したころに、今の奥さんと出会いました。
何回目かのデートで食事をした時に
「人生で一番大きい買い物で失敗したくないから、住宅メーカーに入った」
と言ったそうで(酔っていて覚えていない)
それで、「この人は(大きな)お金で失敗しない」と思い結婚してくれたそうです。

その後、少し時間はかかりましたが無事に子供も授かり、息子が出来ました。
そして息子が10歳になり、神戸に旅行に行った時に息子に伝えました。
「このお家は、昔パパが建てたんだぞ。」
※本当は大工さんが建ててくれたのですが、細かいことは言わない
息子は目をキラキラさせながら、「パパスゴイね」と言ってくれました。

その後、不動産仲介の仕事をする中で、
私が「無事に失敗せず建てた家」よりも、全然高い(数億の)不動産を購入してもらった時に、お客さんから言われました。
「確かに、高い買い物だけど、家もそうだし、伊吹君も信頼して購入したんだ。」

私は幸せなことに、学生の時に語った自分の目的、目標を達成することが出来ました。
形だけではない、心から湧き出た志望動機は伊達ではありません。
まとめ
結局、志望動機とは「モチベーション」です。
何故その会社に入りたいのかは、各々違います。
志望動機に正解はありません、
が
『何かしたい』という事が見つかれば、それがあなたの志望動機です。
ただ、『何かしたい』ということを見つけるためにも、その業界や仕事を理解していかなければなりません。
例えば不動産は女性には厳しい業界だと思われていますが、その現状を良く知れば選択の幅が広がるかもしれません。

土日が仕事のため、出会いが少ないという懸念があるかもしれませんが、多くの不動産屋は普通に結婚をしています。

不動産屋の仕事はきついと言われていますが、ではほかの業界は楽なのでしょうか。

不動産業界のことについてならば、私は色々と経験をしてきましたので、もしその経験を見てみたい場合はこのブログをご覧下さい。
何かのきっかけくらいにはなるかもしれません。
偉そうに書いたかもしれませんが、実際の言葉です。
もしも、このブログを見てくださった方が、実際にどこかで就職出来たらこれも幸せなことだ思います。

同じ業界の先輩として恥ずかしくないよう、今日も頑張ります!
ではまた。