【匿名はOK?】不動産査定サイトの入力項目解説します

不動産「売却編」

いざ、不動産の査定依頼をしようと思って、ホームページや一括査定サイトをみたら
入力項目が沢山あります。

うーん、こんなに沢山個人情報入力しないと駄目なの?

あんまり最初から言いたくないんだけど、、

気持はよく分かります。

不動産について、という大切な情報を、見知らぬ不動産屋に渡してしまって大丈夫なものなのか心配ですよね?

今回は年間で100件以上の査定に携わっている、不動産歴20年以上の私が、後で困らない査定の入力方法についてお伝えいたします。

これを見れば何をしっかりと入力すべきで、どの項目は、スルー出来るのか分かります。

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結論:入力すべきポイントは限られている

実は、入力すべきポイントは限られています。
逆に、未入力だとと査定してもらえない項目もあります。

もちろん全てきちんと入力したほうが、精度の高い、きちんとした査定が出来るのは間違いありませんが、項目ごとに説明していきます。

入力項目についての解説

名前

必須です

でも、まずは匿名希望です、、、個人情報は怖いです、、

匿名でまずは軽い気持ちで査定してほしいという気持ちも分かりますが、

不動産屋は法務局で登記簿謄本を取得し、登記簿上の所有者(名義)を調べます。
※ちなみに有料ですが、住所(地番)さえ指定すればどなたでも取得自体は可能です。

なぜなら

基本的に、所有者ではない人からの査定の依頼は受けることが出来ないからです。
※他人が勝手に自宅の査定を依頼しているのが分かったら気持ち悪いですよね、、

だから

匿名では査定できません。

それでも、例えば

相続で、まだ相続時は完了していないものの、相続する予定がある
や、
離婚で、ご主人様から譲り受け、名義人(所有者)になる、

といったケースがあります。

登記簿の名義人(例えば父親やご主人等)と依頼者の名前が異なる時は必ず、その旨伝えておきましょう。

そうしないと、

不動産屋
不動産屋

ん?登記簿の名義と名前が違うぞ?場所が違うのかな?なりすましかな?

となり、結局不動産屋から確認のメールや電話がじゃんじゃん来ます。

依頼者の住所

入力しなくても大した影響はありません。(査定物件に居住中ならどうせばれますが)

査定を依頼するところと、現住所が違うのなら、書かなくても影響は少ないです。
ただし、査定書を郵送してもらえません。(そりゃそうですね)

メールで資料を添付してもらか、文章で査定結果をもらうことになります。

依頼者の電話番号

(許されるなら)記入しなくても構いません。

ただし、不動産屋から質問が来た場合、メールでのやり取りが必須となります。
文字を打つ必要があるということです。

不動産屋からの質問メールに対して、返事がない場合は60%の確率(体験談)で、査定してもらえません。面倒な場合は直接電話で伝えたほうが楽です。

メールアドレス

必須です。(多分どのサイトでも入力しないと送れないはずです。)

電話番号も、メールもない場合は、最悪査定してもらえません。

不動産屋の規模によっては、郵送のみの場合、受付しないところもあります。

査定する住所

必須です。番地や部屋番号まで必須です。

でもまだ、具体的に売却を考えているわけではないから

町名とかマンション名とかだけで査定してほしいな、、

なるほど、分かります。

でもごめんなさい、無理です。

何故なら、査定の住所や部屋番号が分からないと

  • 戸建や土地なら、
     道路の幅や、土地の形、高低差等により価格が大きく異なる
  • マンションなら、
     階数、間取り、バルコニーからの景色、方角によって価格が大きく異なる

からです。

※査定額の算出方法と査定項目についての記載がある記事はコチラ

「将来価値の下がらない土地」の選び方【土地の査定項目を知る】
自分の購入した土地が、将来価値が大きく目減りしたら嫌ですよね。でも、将来に渡って価値が下がらない土地を選ぶのって、基準が分からず難しいと思いませんか?実は、土地の査定項目を押さえておけば、「将来価値の下がらない土地」の選び方が分か...

もちろん、それでも教えたくないという場合には

お答えはしますが、

不動産屋
不動産屋

うーん、、

では、2,000~4,000万くらいです、、、

といったような大雑把な価格しか提示が出来ません。(これは極端な言い方ですが、、)
果たしてそれで意味があるのかどうかは考えてみてください。

仮でもいいからと、無理に聞いて
例えば3,000万円くらいです、と聞いていても
実際その後住所を聞いて、査定してみたら、2,000万円くらいでした、、、

では結局参考にはならないですよね。

『机上査定』か『訪問査定』の違いについて

机上査定

実際に現地(家の中)を見ることなく、周辺の契約(成約)事例のみで査定をします。

メリットは現地を見てもらう必要がないので、時間がかからないこと。
デメリットは査定金額の精度の低さと、後々2度手間になることです。

査定額を正確に出そうとしたら、いずれは家の状態(眺望、間取り、設備、使用状況、清潔さ、維持管理の状況等)を確認する必要があります。

まだ具体的に考えていない場合や、所有不動産が遠方にあり、簡単には現地に行けない場合などはこちらを選んで下さい。

訪問査定

実際に現地(家の中)を確認しに来てもらっての査定です。

メリットは精度の高い査定になること
特に戸建ては普段あなたが見ないところ、つまり見えないところ(床下や天井裏、傾き等)も確認しますので、価格だけでなく、今後の売却方針の提案もできたりします。

※今後の中古住宅売却のスタンダート、インスペクションについてはコチラの記事から

建物検査していない中古戸建を買ってはいけない【インスペクション】
中古の不動産取引において、最近「インスペクション」という言葉を聞く機会が増えていませんか?あ、俺コーヒーにスキーム入れる派。今日は、インスペクションしたい気分なんだ。今から一緒エビデンスでも食べない?とか、意味も分から...

デメリットは1社あたり、それ相応の時間がかかること(約1時間前後)。

実はここで、一番不動産屋さんの「見る目」の差が出ます。

特に戸建は見て10を知る不動産屋と、1しか分からない不動産屋がいますので、要注意です。

【必要書類は何?】不動産屋が家にやってくる#訪問査定の準備編【片付けは必要?】
不動産の査定で不動産屋が家にやってくる時に、何を準備しておけば良いか、中々分かりませよね?また準備次第では査定額は上がったり下がったりするのでしょうか。今回は、不動産屋が我が家にやってくる。そんな変な緊張と、不安な気持ちを...

まとめ:不動産の情報を伝えても不動産屋は査定しかできません

1.名前と不動産の住所は絶対きちんと書きましょう。
2.『机上査定』と『訪問査定』をうまく使い分けましょう。

大切な個人情報ですが、それを出し惜しみしても正確な査定金額は出てきませんし、不動産屋はそれを知っても査定しか出来ませんし、ましてや悪いことなど絶対に出来ません。(大手ならなおさらです)

大切な資産の査定だからこそ、気を使いながらも、しっかりと不動産屋から情報を得ていきましょう。

ではまた!

 

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不動産「売却編」
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この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

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