不動産屋から優先的に情報を貰えるたった1つの方法+α

不動産「購入編」

皆さんが購入するときの一番の楽しみでもあり、一番の難関でもあることは、いかにして『希望の物件を見つける』かですよね。

その為に、ポータルサイトを見たり、不動産屋のHPを見たり、チラシを見たりと各方面にアンテナを張っていることだと思います。

しかしその情報を皆さんが見ている時点で、当然他の誰かもその情報を目にしています。

不動産業界では、
『自分が良い物件と思った物件は、他にも5人は良いと思っている』
という格言があります。
つまり良い物件(という言い方は好きではありませんが)は競争になるのです。

希望の物件選びのために一番理想的な状況は、

ネットやチラシに掲載される前に、情報を手に入れる

ことです。

今回は、不動産歴20年以上の私が、不動産屋から優先的に物件情報を得るためのたった一つの方法についてお伝えいたします。
※最後に、都度ネットをチェックしなくても、新着が届く方法もお伝えします。

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結論:その他大勢の「購入検討者」から抜け出すために『本気』を見せる

不動産は情報戦だと思っています。居住用でも、投資物件でも同じです。
特に投資用はオーナーチェンジ物件(賃借人がいる状態で購入)であれば、中を見ない(見れない)訳ですから、少しでも条件の良い物件の情報が、少しでも早く手に入る方が有利なのは間違いありません。

不動産屋の規模にもよりますが、私が所属しているような大規模な不動産屋には毎日、ある程度の情報が入ってきます。
そして対応するお客様の数も年数を重ねることにどんどん増えていくことになります。少なくとも私は関わった全員の方を(契約をした方以外は)覚えてはいると豪語出来ないのが事実です。

しかしその中で、掘り出し物は情報として出回らないものの(※)、中には

この物件、この人にはピッタリじゃないだろうか?

と思う時があります。

人にもよりますが、温度感的にも物件を紹介する優先順位は

  1. 過去に一度でも契約したことがある方(2度目以降なので大抵は資産家か投資家の方)
  2. 直接お会いしたことがある方
  3. お会いしたことは無いが電話で話をしたことのある方
  4. メールでやり取りしただけの方

この順番になります。ただし2と3、3と4の間にはとても大きな開きがあります。
数字で言うと3は55くらいですし、4に至っては200くらいです。

メールで資料請求のお問合せ頂いただけで、その後のやりとりが全くなかった方とは関係性は作れませんので、こちらから優先的に物件を紹介することはありません。※不動産屋によっては登録すらしていない状況です。

※掘り出し物物件が存在しない理由については別記事に書きましたコチラ

『掘り出しもの』『お得な』不動産など存在しない理由【利益構造】
何事においても『掘り出し物』『お得な』っていう言葉の響きは魅力的です。まして不動産において『掘り出し物』『お得な』物件なんて出会えたら最高ですよね。しかし悲しい事を言いますが不動産において、掘り出し物・お得な不動産というものは存在...

ですから、良い物件の場合インターネットの掲載や、チラシ掲載の前にまずその顔が浮かんだ方に連絡をすることが多いです。

どうすれば顔が浮かぶようになるでしょうか。
それは不動産屋に「本気度」を伝えればよいのです。

ではどうすれば「本気度」は伝えられるでしょうか。

「本気度」を伝えるために、資料を貰ったらきちんと返事をする

皆さんは良いな、と思った物件はまず電話でもメールでも、来店でもいいので問い合わせをされますよね?

そして大事なことは物件を資料をもらった後です。

貰った資料には、必ず返事をして下さい

例えば、居住用にせよ、投資用にせよ、こちらから物件資料をお送りした後に、そのお客様からレスポンスがなければ、こちらは反応もわからないため、動きようがなく、次回以降紹介をするのを間違いなくためらいます、いやおそらく紹介はしません。

理由は簡単です。
「この人は、本気で購入する意思があるのだろうか」と疑問に思うからです。

資料を送ってダメだったとしても良いのです、ただしどこがダメで、何だったら良いのか具体的に言って欲しいのです。

この点が自分の基準と合わないから見送る
と伝えてさえいただければ、次からもこの方に資料を送ろうと思えるのです。

そして、更に可能であれば実践いただくとより不動産屋の印象に残る方法があります。

現地を確認して、返事をする

ある投資家の方は紹介した物件よりもかなり遠方にお住まいでした、しかしその方はこちらが資料をお送りした後、わざわざ時間を作って現地を確認されたのちに、

検討者
検討者

駅からの距離は良かったですが、その物件までの道中街灯が少なくて、女性が不安に思う道がダメでした。もう少しが街灯が多いとことであればOKです。

と、ご連絡をいただきました。これは不動産屋としても単純に条件を聞くだけでは分からないお客様側の情報でした。

ここまでしないとけいけないとは言いませんが、私はこの方の本気度は感じることが出来ました
そこで私はその方の希望の駅ではなかったのですが、駅から明るい道が続く物件が出たときにまっ先にご紹介をさせていただきき、その後無事に成約に至りました。


また他にも資料を送った後、現地をご覧になられた方から連絡がありました。

検討者
検討者

家の雰囲気は良かったのですが、近隣に幼稚園があり前の道路が通学路のようでした。
子供は好きですが、昼夜の交代勤務で、昼間に寝ることもあるので閑静なところが良いです。

この方はある程度駅から距離があっても、車通勤なので大丈夫とのことでしたが、このお返事により、閑静なところ、そして出来れば深夜も空いているスーパーが周辺にあると良い、という希望が分かりました。

やはり現地を見られたというのは「本気度」が伝わってきます


資料を送った方がわざわざ現地を見てくれた、その上で返事をしてくれた。

これは不動産屋からすると、送った甲斐があったということになります。
言い方は悪いですが、雑多なお客様のファイルの中から抜け出し、一軍リストに入る(目の届く位置に置いておく)ことになるでしょう。

(住宅ローン利用の際には事前審査は通しておく)

住宅ローンを使う場合、いくら良い条件の物件情報を優先的に紹介してもらっても、すぐに買える状態(事前審査が通っている)にしておかなければ、結局事前審査をしてる間に、現金の方など、他の方に負けてしまいます。

ですから

他の物件ですが、4000万円までは事前審査に通っています。

これを伝えるだけでも不動産屋に「本気度」は伝わります。

優先的に情報が欲しい場合には、出来れば「事前審査」を通しておいてください。

事前審査の承認が無ければ購入申し込みは出来ません

※購入申込時に住宅ローンの事前審査が必要な理由についてはコチラ

【不動産値引き】売主に伝わる価格交渉 5つのコツ【購入申込】
「少しでも安く買いたい」「少しでも高く売りたい」これは不動産の売買においては永遠のテーマです。皆さんは一生で何度も機会のない、高額のお買い物、少しでも上手に、少しでも安く購入したいですよね?今回は、「売主様...

言い方は悪いですが、どこの物件でも構いません。
希望に近しい金額帯の物件で審査を受ければよいのです。

地域にもよりますが、特に中古物件の場合、物件の担保が重視されることは少ないです。
通っているという事実が必要なのです。

中には、ご自身で問題が無いと思っていても、個人の信用情報で、年収や物件以外の要因でローンが組めない方もおられます。
※ローンが落ちる理由についてはまた別の記事にて

ネット銀行なら店舗に行かなくても、また物件が遠方でも手続きが可能です。
何ならその時に、不動産屋に相談して繋がりを持っておくのも良いと思います。

※ネット銀行は不動産屋からおススメされない?についてはコチラの記事を

不動産屋がネット銀行の住宅ローンをオススメしない本当の理由と最新金利情報【2021年12月版】
ネット銀行の金利が凄いことになっています。10年固定でも0.5%を切る金利が出てきています。しかし住宅ローンの相談をした時、多くの不動産屋はネット銀行をオススメだとは言ってくれません。これは何故でしょうか。ネット銀行だと普通の銀行...

おまけ:マイページ登録をして新着をより早く受け取る

各不動産会社のHPには、会員登録をして希望条件を入力しておけば、自分からHPを都度都度見に行かなくても情報をメールでくれるところがあります。

インターネットに載っている情報ですので、最優先にはなりませんが、それでも掲載後すぐの情報であり、登録していいない方よりは有利になります。

登録無料のところも多いですし、こういう登録は、会社全体として把握するので、店舗まで情報はおりてきませんのでしつこい営業は無いところがほとんどです。(特に大手なら)

※しつこい営業をされてしまった場合に、簡単に断る方法についてはコチラ

【電話・メール】しつこい不動産営業の簡単な断り方【コピペ対応】
一度参考までに、と不動産の相談をしたのですがその後しつこい営業にあって困っています。まだ買う気はないのですが、、その気がないのに、不動産屋から電話がかかってくる。メールが来る。伊吹お困りですよね。同じ...

まとめ:メラビアンの法則

別にインターネットに掲載されている中から選ぶので、不動産屋との人間関係などどうでもよい、とか、競合になっても構わないという方は全然構いません。
※私もどちらかというと煩わしいことは苦手でして、、

ただし一生に何度もない、大切な住居に関する情報、もしくは大切な収益物件の情報をより優先的に情報が欲しい、と思われるのならば残念ながら近道はありません。
ネット全盛のこの時代には逆行しているのかもしれませんが「会う」のが一番だという事です。

メラビアンの法則では、人が情報を受け取る時には、以下の割合で伝わると言われています。

言語情報(メール・手紙)7%
聴覚情報(電話)38%
視覚情報(面会)55%

どんなに丁寧なメールでもお電話でも、実際に会った方が表情などを含めて印象に残りやすいということ、同じ希望条件でもメールで伝えるのと、表情やしぐさ、目線も含めて伝えるのとでは伝わり方が違うということです。

なんだか営業マニュアルのようで泥臭いことを言っていますね、申し訳ないです。

不動産屋から優先的に情報を貰えるたった一つの方法は、「本気度」を伝えることです。
いくら資産をお持ちであろうが、著名な方であろうが、『本気で探している』方より優先されることはありません

参考になれば嬉しいです。

ではまた!

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この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

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