ぼったくり?大手仲介会社提携のリフォーム会社には要注意【10%上乗せ】

不動産「購入編」

不動産の購入で、やはりネームバリューや安心感で、大手仲介不動産会社に相談される方も多いと思います。

中古物件を購入し、リフォームをして住む。
中古物件の購入にはリフォームは欠かせないものです。

しかし、「一部」の大手仲介会社が提携しているリフォーム会社の見積もり価格が、実は「高い」ということはをご存じですか?

大手仲介不動産会社も公言しないこの事実は、あまりにも知られていません。

今回は、不動産歴25年、およそ4日に1組のペースで不動産契約に関わっている私が、注意喚起を促すべく、大手仲介不動産の提携リフォーム会社の価格の「闇」についてご説明させていただきます。

これを見れば、提携リフォーム会社のメリット・デメリットが分かります。

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結論:大手仲介会社提携のリフォーム業者の見積りは10%上乗せされている

2020年、年間の不動産売買仲介実績ランキングでも

1位:三井不動産リアルティ(三井のリハウス) 約38,000件
2位:住友不動産販売             約35,000件
3位:東急リバブル              約25,000件
4位:野村の仲介+              約9,300件

と、件数を見ても、大手仲介会社は非常に多くの方が利用してます。

私も、『大手仲介会社では中古物件なのに保証サービスがついてくる』等記事にしており、大手仲介会社をおすすめしていることは間違いありません。
それだからこそ大手仲介会社のサービスの中でも、提携のリフォーム会社の見積り価格については注意喚起を促したいのです。

実は大手仲介業者提携のリフォーム業者の見積り価格は『10%』上乗せされている

1割ですよ、1割、消費税が2回かかっているようなものです。(違う)

もちろんこれは全ての大手仲介不動産会社の話ではありません。

本当は名前を出したいのですが、残念ながらこの世の全ての大手仲介会社の内情を知っているわけではありませんのでこの不公平にならないよう、このような表現になります、申し訳ないです。

しかしどの会社も「提携のリフォーム会社」というものが存在しており、大なり小なりの上乗せがされています。

見積もりが10%上乗せされている理由は「信頼」に対するバックマージン

大手仲介会社の提携リフォーム業者になるという事は、それだけ日々多くのお客様の紹介を受けることが出来るという事です。

リフォーム会社自ら、一からお客様を見つけたりするのはとても大変な事です。広告や宣伝等費用もかかりますし、何より「信用」を得るためには長い長い年月が必要になります。

ところが、大手仲介会社と提携をすれば、ある程度「大手仲介会社から紹介されたリフォーム会社」として最初からある程度の信頼を得ることが出来ますし、集客に関しても費用を抑えることが出来ます。

ですから、この上乗せ分の10%は、「大手仲介会社への紹介料」が乗っているという事だと思ってください。いわゆるバックマージンです。

10%上乗せを要求しているのは大手不動産会社

決して提携のリフォーム会社は、ぼったくるつもりで見積もりを出しているわけではありません。
上乗せを要求しているのは大手仲介会社だからです。

一部大手は「たくさん紹介するんだから」ということで上乗せを求めます。
リフォーム会社も「信頼を得ることが出来、紹介ももらえる」ということで応じます。

その結果

「お客様のことは考えられていない見積もり」になるのです。

ひどい場合だと、どこの提携リフォーム会社であっても、一律の価格設定を強制している大手仲介会社もあります。相見積りすらとれないですね、悲しい。

ちなみに、その大手は提携の司法書士の場合には上乗せを要求していません

この違いは何なのでしょうか。(おそらく金額)

提携のリフォーム業者の腕や質は悪くない

誤解をしてほしくはないのですが、彼らはそういう契約を大手仲介会社としているだけです。だから決して提携のリフォーム業者の質が悪いとか、腕が悪いという訳ではありません。

むしろ腕は良いです。

大手と提携できるほどですから、当然ある程度の実績も積み重ねもある会社にはなります。
実際に私もその中には信頼している会社があり、自宅のリフォームではお世話になっています。

ただし、見積もりを取ると通常価格より高いのです。

提携のリフォーム会社は、紹介漏れがないかをその大手会社に(何の権限があるのか知りませんが)定期的に書類のチェックまでされて、これも紹介、あれもうちからの紹介なんじゃないかと言われているそうです。

一部の不動産会社の営業は、会社を通じてしかリフォームの見積もりを依頼できず、直接リフォーム会社の担当と見積もりのやり取りを禁じられているところもあります。

提携のリフォーム会社の工事内容の責任は大手仲介会社にある

ただしデメリットだけではありません。

大手仲介会社が紹介をしているわけですから、工事の内容に不備があったり、トラブルが起きた場合は当然その大手仲介会社が対応してくれます。
そこは直接リフォーム会社に依頼した場合とは違い、大手が責任を取ってくれるのです。

ですから質の悪いリフォーム業者は原則提携できません。

そういった意味の『工事質の保険・担保代』として10%上乗せ価格が理解できる方であれば問題は無いのかもしれません

見積りに上乗せしているリフォーム会社かどうかを見極める

先ほどのいいましたように、これは全ての大手不動産会社に当てはまることではありません。

一番いいのは、

リフォームの見積もり、上乗せされていませんよね?

と聞くことですが、多分答えてはくれないでしょう。

ですから、どこから紹介を受けた会社であれ、一番良い方法はやはり

紹介されたリフォーム業者以外にも、相見積もりを取る

ということです。

どこに依頼したらいいか分からないというかたは、リフォーム会社の紹介サイトなどを利用すると良いと思います。

まとめ:価格が全てではないが、大切な予算の見極めは大切

リフォーム業者の紹介を依頼したお客様に、
「当社は紹介したリフォーム会社に責任がありますから、他より10%高いです」といって紹介しているのならば良いのですが、残念ながらそんなこと言って紹介する仲介会社は無いと思います。

何も知らないお客様が、他で依頼したらもっと金額面でのメリットがあるにもかかわらず、不動産屋の事情だけで高くなってしまっている現状には憂いを感じます。

さらに、一律価格にして価格競争をさせないといった対応が、大手が命題としている顧客満足につながっているのかどうかはなはだ疑問です。

たからこそ、この上乗せ制度に異を唱え、その事実を知ってもらおうと思いました。

知った上で「工事質の保険・担保」として高くても利用される方もいるとは思います。
ただし、上乗せの事実を知った上で選択してもらうべきです。

中古不動産の購入とリフォームは切って切り離せないものです。

だからそこ価格だけが全てではありませんが、大切な予算の一部、きちんと自分の意志で選べるようになりたいですね。

ではまた!

※リフォームに関しては以下の記事も合わせてご覧下さい

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この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

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