とある不動産屋のカバンの中身【仕事便利グッズ】

不動産業界「裏側・真実編」

よくパンパンに膨らみ切ったカバンをもっている不動産屋を見かけたことはありませんか?
あの中身はいったい何が詰まっているのでしょうか。
そしてパンパンに膨らんだカバンを持っているのはなぜ大抵不動産屋なのでしょうか。


まぁ確かに同業者の私が見ても

伊吹
伊吹

カバンの取っ手がちぎれそうなカバン、、頑張れ取っ手!

と思うような、重たそーなカバンをお持ちの不動産屋は多いです。

いきなり結論ですが、カバンの中身のほとんどは物件の資料であることが多いです。
特に売買の不動産の資料はファイルにまとめて入っていることも多く、

・地図
・謄本(土地・建物)
・公図
・建物図面
・測量図
・都市計画図
・ハザードマップ
・建築計画概要書
・配管図(上下水道・ガス)
・道路図面

更にマンションだとこれらに加えて
・管理規約
・重要事項調査報告書
・長期修繕計画
・総会議事録
・パフレット図面

などなど多岐にわたります。そりゃファイルもかさみます。

え?全部持って行かなくてもいいじゃないかって?

真の不動産屋は案内で何を聞かれても良いように、全部持っていくのです。(えへん)
4件の案内があれば4件のファイル全部!

資料の内容を覚えているとか、覚えていないの話ではなく、実際に資料を見ながら話した方が早いという理由です。(もちろん全部覚えてるとは言いません)

出来る限りその場で答えて、その場で結論を貰いたいのです。

これがカバンパンパン事件(事件ではない)の真相です。(完)

スポンサーリンク

とある不動産屋のカバンの中身の前に

いや、こんなことを書きたかったわけではありません。
不動産屋のカバンの中身(ファイル以外)を語りたかったのです。

私は不動産屋は取り扱う金額がベンツよりも高くなることが多いため、ある程度良いものを持つべきだと勝手に思っています。
別にブランド信仰者ではないので、高いものが良いものだというつもりはありません。

昔お金が無かったころに、何とか自分がチープな人間ではないという事を、ハッタリでもいいので持ち物でそう見せたくて、こだわりました。

当然昔はお金もなかったですし、本当に欲しいものは買えなかったのですが、とにかくそんなに高くないけど、そこそこ良さそうに見えるモノ、をカバンに入れるようにしました。

結果は「革」命、になりました。革をメンテナンスしながら、育っていく「エイジング」がとても好きで、育ってくると値段よりも相当「良く」見えます。
大事に使う事によって、最終的に長く使えるので、更に愛着がわいていく、という好循環なのですが、欠点はとても重たいことです。荷物が重い上に、カバンまで重いのですから、当然持ち運び大変なわけです。

でも革製品で揃えてしまうんですね。

「革命」は革が命の人間が起こすのです。

、、とか言いながら革の名刺入れとか、財布、カード入れ、キーケースなどは今回は省いているので、そんなに革製品は出てきません、一体このブログはどうなっているのでしょうか。

カバンの中身の前にとある不動産屋が使っているカバン

カバンとスーツと靴だけはごまかしが効かないんだろうな、、というのは昔から何となく思っていましたので、高いものでないものを、とか言っていることといきなり違う事になり大変申し訳ないのですがカバンは頑張って良いものを買おうと思っていました。

長く長く使いたかったので「革」のカバンを選びました。

どこのメーカーが良いとかはお好みですがポイントは2つです。

◎B4タイプ
⇒先ほど述べましたように、仕事の内容的に、物件の多くの資料や、ノートPCを持ち運ぶことが多いので、B4タイプまで入るカバンがおススメです。

◎自立タイプ(出来ればそこに鋲ありタイプ)
⇒お客様宅への訪問時に、カバンを置いたときにヘニャっとなると恰好良くありません。
「自立」するある程度マチの広いタイプが良いです。

今の私の使用しているタイプはもう10年ほど使っていますが、既に生産されていませんので、全く同じタイプではありませんが現在生産されているタイプを貼っておきます。

毎日使うものですから、軽くて、水にも強くて、高機能で、、というカバンが良いとは思っていますが、「革」が良いんです。
重いですし、雨の日なんかは持っていきたくなくなりますけど、長年使用している相棒です。

おまけ:とある不動産屋が使っている革メンテナンス用品

革は水に弱く、乾燥にも弱い素材です。
ですから定期的なメンテナンスは必要ですが、その手間暇が革を育ててくれます。

革に栄養を与えるクリームはいつもこれを使用しています。
とても柔らかいクリームがスッと伸びるので、塗りやすいです。
匂いは、保湿クリームのような匂いで(例えになっていますか?)、使用しても匂いは気になりません。

オイルはミンクオイルを愛用しています。
周りの元野球部の人間に聞いても、グローブのメンテにも定評があったワックスです。
やや硬めのワックスですが、一度伸びると綺麗な光沢を作りだしてくれて、革の良さを引き立ててくれます。

革メンテナンスの定番:ミンクオイル

とある不動産屋のカバンの中身

という訳でようやく本題です。
本当は「七つ道具!」とか格好よくやりたかったのですが、どう頑張っても5つ+おまけしかなかったのです。無念。

メジャー(コンベックス)

とある不動産屋がカバンに入れているものの一番手はやはりメジャー(コンベックス)ですね。
室内の寸法を測る時や、キッチンの高さを測ったり、家具の大きさチェック、外では間口、や道路幅員、ブロックや擁壁の高さなど、案内・調査時には必須のアイテムです。

不動産屋でなくとも、マンション購入検討時にキッチンの高さのチェックや、手持ちの家具が入るかどうかのチェックにも便利です。

【中古マンション内覧】失敗しないために確認すべきポイントとは
中古マンションの内覧時によく聞かれることがあります。マンションを見学するときに、どこをみたらいいのでしょうか?色んなサイトで、設備とか、間取りとか、動線とか陽当たりとか言われてますが、それ以外に大事なことは無いでしょうか...

おすすめタイプは以下の通り

◎7.5mタイプ
⇒道路幅員や間口を図るのにはこの位ないと不便です。せめて6m以上は欲しいですね。

◎なるべく幅の太いタイプ
⇒一人で測る時に困るのが、軽いために風で飛ばされたり、すぐにヘニャっとすることです。
 これはかなりのストレスになりますので、あまりにも安いものは選ばない方が良いです。
 幅が太い方がそうなりにくいので、なるべく幅の太いがっしりとしたタイプを選びましょう。
(重くなりますが、一般の方が持っていないものを持っていた方が専門家っぽくて良いです。)

(まーた重たいもの選んでる、、)

懐中電灯

お次は査定の時や、建物調査の時に必要な懐中電灯です。
最近では、いろんな種類が出てきていますので、基本的にはお好きなので結構です。

ポイントは1点だけ。

◎軽さよりも明るさ重視
⇒優先は明るさです、床下のシロアリの確認や、天井裏のチェックの時にはある程度の明るさが必要になります。(軽いよりも重たそうな方が調べた感じが出ると信じています。)

後はお好みです。

床下や屋根裏など暗いところで大活躍の懐中電灯

(まーた重たいものが、、)

特に戸建ての床下チェックの大切さは別の記事にしています、合わせてご覧下さい。

建物検査していない中古戸建を買ってはいけない【インスペクション】
中古の不動産取引において、最近「インスペクション」という言葉を聞く機会が増えていませんか?あ、俺コーヒーにスキーム入れる派。今日は、インスペクションしたい気分なんだ。今から一緒エビデンスでも食べない?とか、意味も分から...

革のペンケース

お次は革のペンケースです。
ペンの出し入れ時に都度クルクルしたら、なんだか格好いい、というそれだけの理由です。
正直毎回となると面倒ですが、中々にお客様からすると印象に残りますので、使い続けています。

私のペンケースは5本入るので、良く見えるけどそんなに高くないボールペン3本とマーカーとシャーペンで埋めています。

この革、最初滅茶苦茶固いので、クリームを塗りたくり、何度もくるくる巻きながら育てていきました。ほつれも無く頑丈ですが、ペンを入れる部分も遊びが無いので、最初はペンも硬くて入れずらかったですが5年も使っていると柔らかくなっていくんですよねー。

革のペンケース
革のペンケース

(軽くはないですよ軽くは、、)

マルチツール

あとはマルチツールです。
現場の設営(看板の設置やのぼりの設置など)に一つあると、とても便利です。
もちろん会社で一通り揃えているところもあるとは思いますが、全員分は無いでしょうし、携帯していると仕事以外にも便利です。

ねじが少し緩んでいるだけとか、程度の簡単な修理などにも使えたりもします。

というか持っているだけで醸し出せる男のロマンですね。

ビクトリノックスのマルチツール

ICレコーダー

これも長年使用しています。
毎回接客ごとに使う訳ではありませんが、トラブルになりそうなときや、言った言わない防止のために、重要なご説明や、意思確認をするときには使います。
※もちろん自分のトークの振り返りにもなります。

私が今使っている物はもう生産されていませんが、今は容量も大きくて、軽いタイプが沢山出ていますね、ちなみに音質も価格もこだわらなくても良いと思います。
見返す機会の方が少ないですし、お守りに近いです。

ICレコーダー

おまけ:境界標プレート

境界標の説明で、よく使うので境界標プレートのサンプルを一つカバンに忍ばせています。
査定の時にもこういう小物はやはり説明に便利です。


境界標プレート

戸建てや土地の検討時には、必ず境界標はチェックすべき、という話は別の記事にしてあります。

内覧しなくても分かる、失敗しない中古戸建の選び方【3つのポイント】
みなさん中古戸建てを選ぶ際に、「どこ見たらいいのか分からない」とお困りではありませんか?中古戸建に関しては、まず内覧の前に、3つのポイントを外から見ることが大事になります。中を見る前に外を確認する実はこれが大事なの...

おまけ2:捺印マットと朱肉

気が変わらないうちに、捺印を貰うのが浪花の金融道です。
まぁ金融道ではありませんが、捺印をいただく機会は多いので、自分で持っています。
※購入申し込み、ローンの審査用紙、委任状、媒介契約、同意書などなどなどなど。

グリーンのよく見るタイプは何となく嫌だったので、黒いのにしています、というかグリーンのタイプだと普通に持って帰るの忘れてしまいます。

まとめ:パンパンに、重たくなるには理由がある

というわけで、細々したものも含めて、色々と入っています。

ハッタリ用 ⇒ペンケース・メジャー・懐中電灯
実用的 ⇒マルチツール・ICレコーダー・境界標プレート・捺印マット

といったところでしょうか。

ちなみに良く皆さんが持っている「ローン電卓」は持っていません。
携帯のアプリで十分なので、というか電卓重いし、これ上荷物を増やしたくないじゃないですかぁ?(今更)

何か間違っている気もしますし、参考になるかどうかは分かりませんが、まぎれもないとある不動産屋のカバンの中身でした。

ではまた!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
不動産業界「裏側・真実編」
スポンサーリンク
エネミー伊吹をフォローする
この記事を書いた人
エネミー伊吹
エネミー伊吹

40代前半の現役不動産屋。20年以上不動産に携わる。
大学卒業後、住宅メーカーに就職し1年目に全国新人トップを取る。その後自身で設計をし、実家を建て替える。
20代後半から賃貸会社に転職し、不動産のマーケティングを担当する。
現在は仲介不動産会社に勤め、年間200件前後の不動産に携わり、毎年100組以上のお手伝いをする傍ら、ブログを書く日々を送る。
いちごを育てながらカステラを自分で焼く。甘党。

エネミー伊吹をフォローする
不動産屋はお嫌いですか
タイトルとURLをコピーしました